フォスフォフィライト
Phosphophyllite
燐葉石(りんようせき)
フォスフォフィライトという名前、近年話題となった人気漫画・アニメ作品「宝石の国」の主人公として、その名を知った方も多いのではないでしょうか。その透き通るような、儚くも美しいミントグリーン(青緑色)の輝きは、一度見ると忘れられないほどの神秘的な魅力を放っています。名前は、化学成分の「リン(Phosphate)」と、結晶が葉っぱのように薄く剥がれる「完全なへき開」という性質を持つことから、ギリシャ語の「Phyllon(葉)」を組み合わせて名付けられました。
この石が「幻の宝石」や「コレクターの聖杯」と呼ばれる最大の理由は、その希少性と加工の難易度にあります。 モース硬度 は3.5と、硬貨で傷がつくほど柔らかく、さらに衝撃を加えると特定方向にスパッと割れてしまう性質が強いため、カットすること自体が「奇跡」と言われるほど。研磨中に割れてしまうことも珍しくありません。
宝石質の美しい結晶は、主にボリビアのポトシ鉱山など限られた場所でしか産出されず、市場に出回る数は極めてわずかです。ジュエリーとして身につけるにはあまりに繊細ですが、その儚さゆえの美しさは格別。手に入れることができたなら、ケースの中で静かに愛でるという、究極に贅沢な楽しみ方を教えてくれる特別な存在です。
Encyclopedia
Phosphophyllite Analysis
MAJOR MINING LOCATIONS
Bolivia
Germany
USA
ACCESSORY

Necklace
衝撃厳禁。短時間の着用に留めましょう。

Ring
破損のリスクが高く、着用は推奨できません。

Brooch
落下の衝撃で割れるため、取り扱いは慎重に。
Curated Selection




