Garnet

ガーネット
Garnet

掘り出されたばかりのガーネットの原石を見ると、多くの人が「これ、誰かが削ったの?」と驚きの声を上げます。それくらい、自然のままで完成された幾何学的な形をしているんです。

よく見つかるのは、12面体や24面体の、コロコロとした多面体。まるでサッカーボールや、ボードゲームで使うサイコロのような整った結晶が、母岩(ぼがん)と呼ばれる無骨な岩の中に埋まっています。

和名の『柘榴石(ざくろいし)』という名前、これほど原石の姿を的確に言い当てている言葉はありません。白やグレーの岩肌に、暗赤色の結晶が粒々と密集して顔を覗かせている様子は、まさに熟れて割れたザクロの実そのもの。ラテン語の「種子(Granatum)」が語源なのも頷けます。

川で削られて丸くなったものも愛らしいですが、やはり岩からポコッと外れたばかりの、エッジの効いた結晶は格別です。光を通す前の原石は黒っぽく見えますが、太陽にかざすと、その塊の奥からドロリとした濃厚な赤や、あるいは鮮やかな緑色が透けて見える。 研磨される前の、この「地球が生んだ幾何学」を手のひらで転がして楽しめるのが、ガーネット原石の醍醐味ですね。

RELATIONSHIP

Derived Gemstones

この原石から生まれる宝石たち

Demantoid Garnet
Demantoid Garnet翠柘榴石(すいざくろいし)
Garnet
Garnet柘榴石(ざくろいし)
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Garnet Varieties