ラズライト
Lazurite
「天空の破片」なんてロマンチックな呼び名を持つラピスラズリですが、その深い青色を担当している主役が、この『ラズライト(青金石)』です。
原石としてのラズライトの面白さは、決して「ひとり」では存在しないこと。 掘り出された原石を見てみると、鮮やかなラズライトの青の中に、白い雲のようなカルサイトや、夜空の星のように輝く金色のパイライト(黄鉄鉱)が混ざり合い、ひとつのゴツゴツした岩塊になっています。透明な宝石の原石とは違い、光を通さないマットで重厚なその姿は、まさに「地球の一部を切り取ってきた」という迫力があります。
そして、原石好きにだけこっそり教えたい秘密が「匂い」です。 実はラズライトには硫黄成分が含まれています。だから、原石を削ったり、強く擦ったりすると、ふわりと温泉のような硫黄の匂いがすることがあるんです。あの高貴な群青色の塊から、なんとも人間味のある匂いがするなんて、そのギャップに愛着が湧いてきませんか?
主な産地は、数千年前から続くアフガニスタンのサリ・サング鉱山。画家のフェルメールが愛した「ウルトラマリン」の絵具になる前の、岩肌がむき出しになった荒々しい青い塊には、古代から続く歴史の重みが詰まっています。
RELATIONSHIP
Derived Gemstones
この原石から生まれる宝石たち
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