Tourmaline

トルマリン
Tourmaline

原石好きの間で「自然が作ったクレヨン」や「柱」に例えられるのが、トルマリンです。 掘り出されたその姿は、シュッと細長い柱状。最大の特徴は、側面に深く刻まれた「条線(じょうせん)」と呼ばれる無数の縦スジです。指で触れると、単にツルツルしているのではなく、レコード盤や洗濯板を撫でているような、小気味よい凹凸を感じられます。このスジの強さは、他の宝石の原石にはなかなか見られない個性ですね。

和名は『電気石』。冗談みたいな名前ですが、結晶を擦ったり温めたりすると本当に静電気を帯びて、細かい塵を吸い寄せます。博物館の原石がちょっと埃をかぶりやすいのは、実はこの石の元気な性質のせいだったりするんです(笑)。

もし原石の断面を見る機会があれば、ぜひ形に注目してください。角が丸まった「おむすび」のような三角形をしています。これはトルマリン特有の断面で、水晶やアクアマリンなどの他の柱状の石と見分ける決定的なポイントになります。 一本の結晶の中で、下から上へピンクから緑へと色が変わるものや、中心と外側で色が違うものなど、磨かずともそのままの姿で色彩のグラデーションを楽しめるのも、この原石ならではの特権です。

RELATIONSHIP

Derived Gemstones

この原石から生まれる宝石たち

Paraiba Tourmaline
Paraiba Tourmaline銅含電気石(どうがんでんきせき)
Tourmaline
Tourmaline電気石(でんきせき)
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Tourmaline Varieties