フェルドスパー
Feldspar
「地球の地殻の半分以上はこの石でできている」と聞くと驚かれるでしょうか。フェルドスパー(長石)は、実はとても身近で、かつとんでもなく奥が深い「大家族」の総称です。あの幻想的なムーンストーンも、虹色に輝くラブラドライトも、実はみんなこの長石グループの親戚同士なんです。
原石を手に取ったとき、まず注目してほしいのが「完全な 劈開(へきかい) 」という性質です。ある特定の方向に、スパッと平らに割れる癖があるんですね。ゴツゴツした塊に見えても、光を反射させると、割れた面が鏡のようにピカーッと平滑に輝く瞬間があります。この真珠のような独特のテカリを見ると、鉱物好きは「お、長石だな」とピンとくるわけです。
特に面白いのがラブラドライトの原石。一見すると、ただの暗い灰色のブロックにしか見えません。ところが、水で濡らして角度を変えた瞬間、鈍い色の表面に鮮烈なブルーやイエローの光( ラブラドレッセンス )が浮かび上がります。 「ただの石ころかと思ったら、中に宇宙が隠れていた」。そんな原石掘りの醍醐味を、もっとも劇的に味わわせてくれるのが、このフェルドスパーの仲間たちです。
RELATIONSHIP
Derived Gemstones
この原石から生まれる宝石たち
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