アメシスト
Amethyst
アメシストの原石と聞いて、一番に思い浮かぶのはどんな形ですか? おそらく、半分に割った岩の中に紫色の結晶がびっしりと詰まっている、あの「ドーム」のような姿ではないでしょうか。
アメシスト原石の最大の魅力は、この「外見と中身のギャップ」にあります。 掘り出されたばかりの完全な状態の原石は、ただのゴツゴツとした灰色の岩(玄武岩など)の塊です。道端に転がっていても気づかないほど地味なその岩を、ハンマーでパカンと割った瞬間、中からキラキラと輝く紫色の世界が現れる。まるで地球が隠していた「秘密の小部屋」を覗き見るような、宝探しそのもののワクワク感がそこにはあります。
「晶洞(ジオード)」と呼ばれるこの空洞の中で育った結晶をじっくり観察してみてください。六角形の柱の形をしていますが、面白いのは色の濃淡です。根元は無色透明や白っぽく、先端に行くほど濃い紫色になっていることが多いはず。 ブラジル産の背の高いドームも迫力がありますが、ウルグアイ産のものは小ぶりながら色が深く、まるでブドウの房のような濃厚な美しさがあります。 岩という殻に守られて、何万年もかけて静かに育った紫色の森。それをそのまま部屋に飾れるなんて、最高の贅沢だと思いませんか?
RELATIONSHIP
Derived Gemstones
この原石から生まれる宝石たち
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