ジルコン
Zircon
風信子石(ひやしんすせき)
宝石としてのジルコンの真骨頂は、ダイヤモンドさえも凌ぐと言われるその「ギラつき」にあります。光を虹色に分解する「分散度」が非常に高く、わずかな照明の下でも、赤や青、緑の火花のような光( ファイア )を放ちます。かつてダイヤモンドの代用品とされたのも納得の実力ですが、ジルコンにはダイヤにはない決定的な個性があります。
それが「 複屈折 」という光学特性です。石に入った光が二手に分かれるため、内部のカット面が二重に見え、輝きに独特の「柔らかさ」や「深み」が生まれるのです。ダイヤモンドが鋭い光の刃だとするなら、ジルコンは複雑でモザイクのような、とろみのある濃厚な輝きを持っています。
また、手に取った瞬間に感じる「重み」も特徴の一つ。 比重 が高いため、同じカラット数の他の宝石よりもずっしりとした存在感があります。19世紀のビクトリア朝時代には、その青色が「スターライト」と呼ばれ大流行しました。人工石のキュービック・ジルコニアと混同されがちですが、天然石ならではの複雑な光のダンスと、重厚な着け心地は、一度知ると病みつきになる玄人好みの宝石です。
Encyclopedia
Zircon Analysis
MAJOR MINING LOCATIONS
Cambodia
Sri Lanka
Australia
ACCESSORY

Ring
虹色の輝きが手元で踊る。衝撃注意。

Necklace
強い屈折率で存在感抜群。汗に注意。

Earrings
顔周りが華やぐ。重みでの落下注意。
Curated Selection





