Crown

クラウン

Cut & Shape

カットとシェイプ

SUMMARY

宝石のガードルより上の部分

カットされた宝石を横から見たとき、「ガードル(外周の縁)」より上にある部分の総称です。王冠(Crown)のように見えることからこの名がつきました。

クラウンは、宝石の「顔」であり「光の入り口」です。ここの面積や角度が、宝石の美しさを決定づけると言っても過言ではありません。中央にある最も大きな面(テーブル)と、その周りを取り囲む複数のファセット(ベゼルファセットやスターファセット)で構成されています。

このクラウンが高すぎると(角度がきついと)、光が内部で反射しすぎて石が暗く見え、逆に低すぎると(平べったいと)、光が素通りして輝きのない「魚の目(フィッシュアイ)」になってしまいます。

また、ダイヤモンド特有の「ファイア(虹色の光)」を生み出すのは、主にこのクラウン部分のプリズム効果によるもの。単なる蓋ではなく、光を分解し、分散させるための重要な光学レンズの役割を果たしているのです。