Pavilion

パビリオン

Cut & Shape

カットとシェイプ

SUMMARY

宝石のガードルより下の部分

宝石を横から見たとき、「ガードル(外周の縁)」より下にある、尖った底の部分の総称です。指輪にセットすると隠れてしまうことが多い場所ですが、実は宝石の輝きを生み出す「エンジンルーム」とも呼べる最重要パーツです。

パビリオンの主な役割は、クラウンから入ってきた光を鏡のように反射し、再びクラウン側(見る人の目)へと送り返すこと。もしパビリオンが深すぎたり浅すぎたりすると、光は反射せずに底から漏れてしまいます。これを「ウィンドウ(窓)」と呼び、石の中央が透けて文字が読めるような状態になってしまいます。

理想的なパビリオンの角度(ダイヤモンドの場合約41度)にカットされた石は、入った光をほぼ100%全反射させます。

「宝石は裏側で光る」という言葉をご存知でしょうか? 私たちが美しいと感じるあの輝きは、実はこのパビリオンという名の鏡が、正確無比な仕事をしている証なのです。