Art Nouveau

アール・ヌーヴォー

History & Culture

歴史と文化

SUMMARY

植物や昆虫をモチーフにした有機的な曲線美

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した芸術様式です。「新しい芸術」を意味し、産業革命による大量生産への反発から生まれました。

ジュエリーにおける最大の特徴は、植物のツル、花、トンボや蝶といった昆虫、そして女性の姿などを、流れるような有機的な曲線で表現することです。それまでの「宝石の価値(大きさや重さ)」重視の価値観を覆し、ガラス(エナメル)や半貴石といった素材を使って、デザインの芸術性を追求しました。

ルネ・ラリックやアルフォンス・ミュシャなどが代表的な作家です。儚げで、どこか妖艶な雰囲気を持つこの時代のジュエリーは、今なおコレクター垂涎の的となっています。