大人の肌に馴染むワインレッド。ロードライトガーネットの魅力と日常での楽しみ方
ワインのような深みと紫がかった赤色が魅力のロードライトガーネット。大人の女性の肌に優しく馴染むこの宝石の秘密と、日常での楽しみ方をお話しします。

バラの名を持つ、ワインレッドの宝石
ガーネットといえば、熟したザクロのような濃い赤色を思い浮かべる方が多いかと思います。でも、ジュエリーショップのショーケースの中に、少し違う色のガーネットを見つけたことはありませんか。どこか紫がかった、まるでグラスに注がれた上質な赤ワインのような色合い。それが、今回ご紹介する「ロードライトガーネット」です。
名前に「ロード」とついているので道に関係があるのかな、なんて思ってしまいそうですが、実はギリシャ語の「バラ」を意味する言葉が語源です。バラの花びらを集めてギュッと閉じ込めたような、そんなロマンチックな名前を持つ宝石なのです。ただ真っ赤なだけではない、紫のニュアンスを含んだ色気のある赤は、一度目にするとなかなか忘れられない魅力を持っています。
2つの個性が重なり合う奇跡の色
この絶妙な色合いはどうやって生まれるのでしょうか。実はこれ、地球のちょっとしたいたずらというか、奇跡みたいなものなのです。ガーネットには成分の違いでいくつかグループがあるのですが、ロードライトは真っ赤な「アルマンディン」と、少し血赤色っぽい「パイロープ」という二つの種類のガーネットが、自然の中でちょうどよく混ざり合って誕生しました。
どちらか一方だけでは出せない、透き通るような紫と赤のハーモニーは、二つの個性が重なり合ったからこその美しさなのです。
大人の肌に優しく馴染む、毎日の相棒
私がロードライトガーネットに惹かれる理由は、なんといっても肌にのせたときの馴染みの良さです。純粋な赤の宝石も素敵ですが、時には少し色が強すぎると感じてしまうこともあるかと思います。でも、ロードライトの紫がかった赤は、私たちの肌の色をとても綺麗に見せてくれます。主張しすぎないのに、ふとした瞬間に大人の落ち着きや上品さを引き出してくれるんです。
日常のファッションに合わせやすいのも、とても嬉しいところです。例えば、ざっくりとした白いニットの胸元にロードライトのペンダントを合わせると、それだけで全体がグッと引き締まって洗練された印象になります。黒やグレーなどのモノトーンの洋服にも、ワインレッドの差し色はとてもよく映えます。太陽の光の下で見ると紫の要素が少し強く感じられて、夜の照明の下では深い赤の艷やかさが増す。光の当たり方で表情を変えてくれるので、一日中身につけていても飽きることがありません。
気兼ねなく身につけるための、簡単なお手入れ
宝石を普段使いするとなると、傷がついたりしないか心配になるかもしれません。でも、ロードライトガーネットはそこまで神経質にならなくても大丈夫な石です。 モース硬度 という宝石の傷つきにくさを表す基準があるのですが、ロードライトは7から7.5ほど。日常的に身につけるのに十分な頼もしい硬さを持っています。もちろん、硬いところにガツンとぶつけたりするのは禁物ですが、特別な日だけでなく、お仕事のときや週末のお出かけなど、気兼ねなく連れ出してあげてください。
一日を一緒に過ごした後は、ジュエリーを外したついでにメガネ拭きなどの柔らかい布で優しく皮脂や汗を拭き取ってあげると、いつまでも綺麗な輝きを楽しめます。皮脂汚れなどが少し気になるときは、食器洗い用などの中性洗剤を少し溶かしたぬるま湯で、柔らかいブラシを使って軽く洗うこともできます。扱いが難しくないところも、毎日寄り添ってくれるジュエリーとしてすごく身近に感じられます。
ただ引き出しの奥にしまっておくのではなく、日々の生活の中で一緒に呼吸をするように楽しむ。ロードライトガーネットは、そんな飾らない付き合い方ができる宝石です。もしお店でその奥深いワインレッドに出会ったら、ぜひ一度、ご自身の肌にのせてみてください。きっと、あなたにぴったりの色気と落ち着きを添えてくれるはずです。







